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■9月21日 晴れ |
次の日の朝、6時半に目が覚め外に出てみる。
まだ薄暗い。もう一度寝て7時におきた。星見の塔まで歩いて上るともう日の出の後だったようだが、雲が真っ赤に染まり美しかった。
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朝食はバイキング。ぐるぐるとしているとギャルソンに声をかけられる。「アナタは日本人ですか?」と聞かれたので「日本人だ」と答えると、自分はベルベル人だと教えてくれた。確かにチュニジア人より濃い。
食事場所を出たところで、昨日のラクダに乗っている写真が売られている。3ディナールだ。日本なら1000円くらいで売っているものだし、記念にと買う。
今日もクジで車を選んだ。途中までは昨日と同じ道を走っているとの事だったが、車の揺れの激しさに驚く。
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マトマタを訪れる。
入り口には魚とファティマの手の絵が書かれている。お守りなのだそうだ。マトマタは穴ぐらのようなところだ。穴を掘って玄関を固めている。
不思議な空間。子供のころにこんな隠れ家が欲しかったような。中に入ると落ち着く。自分たちの生活の場を観光客に見せることで収入を得ている彼女たちは、一日中誰かに見られ、どういう気分なのだろう。
中庭、そして上から住居を眺めてみる。山が近い。そして遠くにホテルが見えた。
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お昼ごはんの場所に到着。ここで四輪駆動車とはお別れ。ありがとうとお礼を言いたかったが、スーツケースを一生懸命おろし気づかれずにさよならすることになる。
スターウォーズ4の撮影に使われたというシディドリスで食事をする。穴の中は大人数のせいか蒸し暑い。
クスクスとブリック、サラダ。デザートはチュニジアの伝統菓子だった。スターウォーズバーではビールを飲み踊る人たち。
食事を終えるとバスに乗り込んだ。やっぱりバスは楽だなぁ。リビアは石油が出る国なのでもちろん石油が安い。チュニジア人はリビアまで行って石油を買う人が多いそうだ。
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向かったのはベガスのスパイスマーケット。あまり規模が大きくないものの、スパイス、香りの市場だ。へナが100g1ディナールで売られている。
へナはヘアパックとして日本でも有名だ。他にもハリッサ、シナモン、ターメリックなどさまざまなスパイスやミントティー、ローズティー、ジャスミンティーなど量り売りされていたり、香りのする石なども売っている。お店の中をうろついている間に細い道に出た。
全身黒ずくめの女性が印象的だ。お店の中に入ると、アロマウォーターが並んでいる。ローズ、ラベンダー、ネロリ・・・。他にもさまざまなオイルがおいてあるのに読めない。日本で言うドラッグストアのような感じだ。
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バスは一路スファックスへ向かう。
スファックスのホテルに着き、夕食までのフリータイムとなった。スーツケースを確認した後、街の中をうろつく。チュニスよりも生活の場といった感じで日々つかうものが多く売られているようだ。途中、美味しそうなスイーツ発見。ワッフルをチョコレートにくぐらせサンドして売っている。200ミリームと激安ながら美味しい!
ぐるっとひとまわりした後、もう一度サンダルのうっているお店へ行く。お店の奥で作っているようでたくさんの革の型がある。トング型のサンダルを履いてみると以外にも足の当たりがいい。革がやわらかいようだ。
友人が8.5ディナールを7ディナールにしてくれるように交渉した。4人いた全員であわせて8個もサンダルを買い大満足で後にする。CD屋さんの前でCDを探す。アラビア語が分からないので、写真の雰囲気でCDを選んだ。
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スーパーに入ってみる。モノプリという、フランス発祥の ス ー ハ ゚ ーだ。生活用品をたくさん売っている。お土産になりそうなものを探して歩いた。現地の子供に指差され「ジャッキーション!」といわれる。ジャッキー・チェンは人気があるのだなぁ。
夕食はホテルのレストラン。サラダ、メインはお肉か魚か選べるようになっていた。それにデザートは盛り合わせ。白ワインを頼む。同じテーブルになった女性は年が近いこともあり話が盛り上がった。
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