ペパーミント – Peppermint
ギリシャ神話の美少女ミンターが語源といわれ、薬草としての歴史はかなり古いです。
香りの主成分メントールは、メンソレータムやタイガーバームなどの医薬品、またチューインガムや歯みがき剤などに配合されており、まさにアロマテラピーが生活の中に溶けこんだ典型的な例といえます。
眠気ざましや痛み止め、食欲増進などの効果はもとより、最近ではO-157の殺菌効果も立証されています。
精油(エッセンシャルオイル)基本情報
学名 | Mentha piperita var vulgaris |
科名 | シソ科 |
主な原産地 | アメリカ イギリス フランス |
採油 | 葉の水蒸気蒸留法 |
調香 | ハーブ/スッキリとしたミントの香り |
蒸発度 | トップノート |
主な特徴 | リフレッシュ、冷却(解熱)、神経強壮、殺菌消毒 |
心への影響 | 1.精神および頭脳疲労の回復に。 2.眠気ざましに。 |
体への影響 | 1.呼吸器系の不調(せき、ぜんそく)を改善します。 2.胃腸(消化器系)を元気にします。 3.アスピリンのような鎮痛作用があります。 |
肌への影響 | 1.収れん効果があるので、オイリースキンに最適です。 2.炎症を鎮めます。 |
作用 | 強肝、強心、去痰、駆虫、駆風、血管収縮、解熱、健胃、刺激、歯痛緩和、収れん、消炎、消毒、神経強壮、頭脳明晰化、制吐、鎮痙、鎮痛、通経、発汗、麻酔 |
注意 | 妊娠中は使用しないでください。 |
精油(エッセンシャルオイル)応用情報
●香りを処方する際は、精油相性表を参照してください。 |
●健康作用については、精油健康作用表を参照してください。 |
●子供や幼児に使う際は、子供とエッセンシャルオイル表を参照してください。 |
●香りを処方する際は、エッセンシャルオイル別注意事項表を参照してください。 |
精油(エッセンシャルオイル)香気成分
香気成分 | 分類 | 含有率 | 備考 |
メントール | アルコール類 | 45~60% | |
メントン | ケトン類 | 9~12% | |
エステルメントール | エステル類 | 3~12% |